オメガ「プラネットオーシャン」第4世代を発表~
- 2025/11/21 09:42
- カテゴリー:スーパーコピー時計
新たなプラネットオーシャンの誕生
オメガは「プラネットオーシャン」第4世代を発表。コレクションを全体的に刷新し、3種類のウォッチヘッドと、それぞれに組み合わせ可能なブレスレットやストラップを備えた、全7モデルの新作が登場します。
プラネットオーシャンの進化
初代プラネットオーシャンの登場からちょうど20年。オメガの時計職人たちは、この象徴的なコレクションに再び立ち返り、現代にふさわしい全面的な刷新を施しました。
第4世代となる今回のモデルでは、ケースとブレスレットの構造に目を引く変化が加えられ、外観のデザインも一新されました。さらに、技術面でもアップデートが施され、性能と品質は最高水準に引き上げられています。
一方でプラネットオーシャン本来の魅力は失われていません。オメガと”オーシャン”との歴史的繋がりというDNAを受け継ぎ、ダイバーズウォッチのアイコンとなった数々の特徴的な要素も健在です。
今回の新章は、オメガのダイビングの歴史を象徴するオレンジカラーを含む、7種類の新しいコーアクシャル マスター クロノメーターモデルの発表とともに幕を開けます。
オレンジモデル– ダイアルには、マットオレンジのアラビア数字がニス仕上げで施され、新しいオレンジセラミックベゼル(ZrO2)リングには、ホワイトのハイブリッドセラミックで施されたダイビングスケールが。 ステンレススティール製ブレスレット、ブラックラバーストラップもしくは、オレンジラバーストラップバリエーション。
ブルーモデル– ダイアルには、マットホワイトのアラビア数字がニス仕上げで施され、ブルーセラミックベゼル(ZrO2)リングにはホワイトエナメルのダイビングスケールが。ステンレススティール製ブレスレットまたはブラックラバーストラップのバリエーション。
ブラックモデル– ダイアルには、ロジウム仕上げのアラビア数字が配され、ブラックセラミックベゼル(ZrO2)リングにはホワイトエナメルのダイビングスケールが。ステンレスティール製ブレスレットまたはブラックラバーストラップのバリエーション。
パイオニアとしての歴史
初代「シーマスター プラネットオーシャン」が誕生したのは2005年。
それから20年にわたり、このコレクションはラグジュアリー ダイバーズウォッチの象徴として、スタイルと機能性の完璧なバランスを体現し、進化するアートとパイオニア精神を示し続けてきました。
プラネットオーシャン誕生前 1932
オメガのダイビングにおける伝統は、1932年に発表された“マリーン”から始まりました。世界初の民間ダイバー向け腕時計として知られる“マリーン”は、オメガの水中での伝説の幕開けとなり、1950年代、60年代、70年代へと続いていきます。
その間に登場した「シーマスター300」、「シーマスター1000」、「プロプロフ」などの革新的なモデルは、いずれも深海での技術革新と信頼性において高く評価されました。
マリーンの広告(1937年)
1990年代もオメガは、ダイバーズウォッチの限界に挑み続け、「シーマスター ダイバー300M」を発表します。このモデルは、今なおブランドを代表するコレクションのひとつとして愛されています。新たなモデルを生み出すた
びに、オメガはダイビングウォッチの“マスター”としての評価を高め、世代を超えた海洋探検家、開拓者、科学者たちの信頼を獲得してきました。
左から、オメガ シーマスター(1932)、マリーン(1936)
インスピレーション S I N C E 1957
初代プラネットオーシャンは、1950年代後半から1960年代初頭の「シーマスター300」にインスピレーションを得て誕生しました。
上からシーマスター(1963)とシーマスター広告(1965)
これにより、オメガの特徴であるダイバーズウォッチのDNAを2005年のデザインの中心に残すことができました。視認性の高いブラックダイアル、15分ごとのアラビア数字、アロー針、そしてインナーリングを備えたダイビングスケールベゼルなど、オメガならではの特徴がいかされています。
オメガ シーマスター(1976)
オメガ オートマチック シーマスター(1978)
THE 1st GENERAT ION 2005
深海での卓越性
プラネットオーシャンは、オメガのダイバーズウォッチの歴史において、もうひとつの重要な節目となりました。最大600mの深海に対応する設計は、「シーマスター ダイバー 300M」の2倍の防水性能を誇り、過酷な水中探査にも応える革新性を備えています。
リキッドメタルTMの革新
2009年、スイス製腕時計として初めてリキッドメタル™が採用されました。ブラックセラミックベゼルのダイビングスケールに使用されたこの技術は、美しさに加え、優れた耐傷性と長期的な安定性をもたらしました。長年にわたる試行錯誤の末に実現したこの革新的なアップデートは、ケースのデザインの新時代を告げるものでした。
リキッドメタル
THE 2nd GENERAT ION 2011
2011年には、プラネットオーシャン第2世代が登場します。セラミックベゼル、光沢のあるダイアル、サファイアクリスタルケースバック、そしてキャリバー8500など、注目すべきアップデートが続々と加えられました。キャリバー8500自体数年前から製造されていましたが、2011年のプラネットオーシャンに搭載されたものには、革新的なシリコン製Si14ヒゲゼンマイが採用され、耐磁性が向上しました。
オレンジセラミックの実現 2014
セラミックで理想的なオレンジ色を再現することは、技術的に非常に困難だったため、2014年まで、プラネットオーシャンのオレンジベゼルはすべてアルミニウム製でした。しかしオメガは2014年、プラチナ製「プラネットオーシャン GMT」において、ついにオレンジ セラミックベゼルの採用に成功しました。
ケースバックには“World Premiere“の文字が刻まれ、つねに革新を続けるオメガを体現する、象徴的な成果のひとつといえます。
THE 3rd GENERAT ION 2016
2016年に登場した第3世代は、コーアクシャル マスター クロノメータームーブメントを搭載し、精度・性能・耐磁性においてスイス時計業界の最高基準を満たすコレクションへと進化しました。新たなサイズ展開やスリムなケースに加え、18Kセドナ™ゴールドの初採用や、ラバーをあしらったダイビングスケール付きセラミックベゼルリングなど、外観面でも多くの革新が加えられました。同年には「プラネットオーシャン ディープ ブラック」も発表され、すべてセラミック製4モデルが登場。深海600m(60気圧)に耐える設計で、海の過酷な環境にも対応する性能を備えています。
THE ULTRA DEEP 2019
2019年に地球上で最も深い場所に到達した、革新的なウルトラディープは、2022年に新たな「プラネットオーシャン」コレクションとして、一般向けに再構築されました。実際の海洋環境でテストされたこの驚異的なダイバーズウォッチは、6,000メートルの防水性能を備え、飽和潜水用のISO 6425基準を満たしています。
また、オメガの革新精神を象徴する本モデル6本は、新素材である「O-MEGAスティール」使用しています。これは高性能なステンレススティール合金で、優れた強度、より白みのある色合い、比類なき光沢が特徴です。耐食性にも優れ、長期にわたり美しい外観を維持することができます。
新たなプラネットオーシャン
「プラネットオーシャン」第4世代が、独特の美的進化を遂げたことは明らかです。
ここからは、クラシックなデザインに、現代的なエッジさを加え、一部のモデルには2005年以来、コレクションに欠かせないオレンジカラーを採用するなど、アップデートされた第4世代の個性についてご紹介します。
THE 4th GENERATION E V O L U T I ON
インスピレーション
2005年に登場した「プラネットオーシャン」は、1960年代の「シーマスター300」モデルからインスピレーションを受け継いでいます。第4世代では、オメガは再びシーマスターの歴史に立ち返り、1980年代~90年代のモデルを見直し、その構造コンセプトの一部を取り入れています。その結果、シャープで角ばった面を持つ、新しい“フィット感“のあるデザインに生まれ変わりました。
サイズ
新しい「プラネットオーシャン」はすべて42mmで、これは2005年の初代モデルと同じサイズです。
ケースはよりスリムになり、前面のフラットなサファイアクリスタルや、ケース全体とベゼルの洗練された設計により、従来モデルよりも平らな印象に仕上がっています。
第3世代の標準モデルが16.1mmの厚さだったのに対し、新モデルは13.79mmまで薄型化されています。
ブレスレット
ケース形状の変化に伴い、ブレスレットも刷新されました。ケースに美しく一体化されたデザインとなっており、フラットなリンクが連なる構造が特徴です。外側にはブラッシュ仕上げの2列、中央にはポリッシュ仕上げの1列が配置されています。
シーマスターの伝統を尊重しつつ、これまでよりもスリムで快適性に優れた設計となっています。6段階の調整が可能で、オメガ独自のダイバーエクステンションも搭載。ラバーストラップにはフォールディング クラスプが採用されています。
ダイアル
新しい「プラネットオーシャン」のダイアルは、すべてマットブラックとなります。アロー針や、スーパールミノヴァを充填した力強いインデックスといった象徴的な要素を継承しつつ、アラビア数字の書体に新たな変化を加えました。
微細な違いではありますが、数字はオープンワークで角ばった形状となり、ケースやブレスレットのシャープな印象と調和しています。これは、初代「プラネットオーシャン」にも見られたインデックスへのオマージュでもあります。
また、ダイアル上のオメガロゴはロジウム仕上げで、転写された文字はすべてホワイトです。
ケースデザイン
第4世代「プラネットオーシャン」は、構造的な視点から見ても劇的な変化を遂げています。
メインボディと内側のチタンリングからなる2パーツ構造で、全体のラインはよりシャープに、エッジはより明確に表現されています。また、新しいデザインに合わせて、20年間コレクションの特徴だったヘリウムエスケープバルブが廃止されました。
チタン製ケースバック
新しい「プラネットオーシャン」は、サファイアクリスタルの代わりにグレード5チタン製のねじ込み式ケースバックを採用。これにより、時計のサイズ感が洗練され、軽量化と強度向上も実現しています。ケースバックには波模様の縁取りが施され、“PLANET OCEAN” と “SEAMASTER”の刻印、防水性能の表記、そして中央にはオメガの象徴であるシーホースのエンブレムがエングレーブされています。
技術的な成功
革新とパイオニア精神を受け継ぐプラネットオーシャンの伝統は、第4世代においても揺るぎなく息づいています。随所に、オメガの先進的なデザイン哲学を物語る新たなディテールが散りばめられています。
チタン製インナー リング
2019年に「プラネットオーシャン ウルトラディープ」を発表した際、オメガはダイバーズウォッチ技術に関する理解を大きく深めました。
この知見は、今年の新しい「プラネットオーシャン」を含む、今後のタイムピース設計にも活かされます。
すべてのモデルのケース内側には、チタン製インナーリングが備わっており、深海での使用に耐えるために必要な素材強度を確保しています。
オメガは、2005年の初代「プラネットオーシャン」(および1960年代の「シーマスター300」) と同じ美的スタイルを再現したいと考えていました。これらのモデルには、ケースデザインの一部としてインナーリングが採用されていたのです。今回の技術的なデザインは、初代と同じ外観を保ちつつ、600mの防水性能に対応する機能的な役割も持たせることに成功しています。
アイコニックなオレンジカラー
オレンジは「プラネットオーシャン」のコレクションにおいて初期から象徴的なカラーとして親しまれてきました。オメガは、今年の新作を開発するにあたり、この鮮やかな色合いを引き続き、提供したいと考えました。
しかし、セラミック製ベゼルリングにオレンジを再現するのは特に難しく、化学的な特性や製造工程の複雑さから、美しく映えるオレンジを作りだすことは容易ではありませんでした。
オメガは特にこのコレクションのために、セラミック加工技術の完成度を高めるために時間を費やし、最終的にいくつかのモデルのベゼルに、鮮やかなオレンジの新色を施すことに成功しました。
マスター クロノメーター キャリバー 8912
すべてのモデルには、ウルトラディープにも搭載されているオメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8912が採用されています。この自動巻きムーブメントは、60時間のパワーリザーブを備え、スイス連邦計量研究所(METAS)が 認定する、精度、性能、耐磁性の最高基準を満たしています。
新しいシーマスター プラネットオーシャン コレクションの発売を記念し、オメガは、グレン・パウエルとアーロン・テイラー=ジョンソンをキャンペーンアンバサダーとして起用し、グローバルで展開します。








